2005年 10月 01日
コンピューターにおけるバリアフリーとは? |
視覚障害者向けWeb対策を自分なりに考えてみる
↑bukkie1972さん発信のネタから、にわかに盛り上がってきたコンピューター関係のバリアフリー問題です。
そしてWEBサイトについて考えるべき事。というタイトルで、susshieさんも呼応されています。
そもそも事の発端は、視力障害者のパソコン利用というところから、現在は主に視力障害者のWeb閲覧に関して、どのように対処していくかという方向で語られています。
僕もこの問題には以前から非常に興味がありました。というのも、数年前に自分でパソコンというものをちゃんと活用し始めたときには、左目の視野の大半を失い(視力が落ちたのとは違います)、その一年くらい前には右目もかなり危うい状態になっていました。今は、右目だけはある程度使えるようになり、日常生活に不具合を感じることもほとんどなく、クルマの運転もできるまで回復し、当たり前のことを幸せに思えるようになりました。
そして、若干ではあるけれどWebの仕事に係わるようになり、雑誌などで情報を集めると、まだまだ発展途上ではあるものの、ちゃんと視覚障害者向けのWebページの作り方も考えられているようです。けれど、このような視覚障害者向けの施策にしても、全盲と弱視では、行うべきことはまた異なっているようです。
全盲者向けの場合、音声ブラウザというもので文字列を読み上げてもらうので、文節や「て、に、お、は」、句読点の打ち方など、丁寧に文章を作らないといけないと思います。日付や時刻にしても「2005/10/1」や「10:10」ではなく、「2005年10月1日」、「10時10分」というように、どのように読んでもらうかの意図をしっかりと記す必要もあります。
そして弱視者の場合は、特別にフォントサイズを大きくしたページを別に用意するのも一つの手段です。その場合、通常ページのリンクには特大フォントを使べきなんでしょうね、やっぱり。
いずれにしても、CSSを使ったページが望ましい、というか、便利でしょうね。フォントサイズも自由に設定できるので。
ちなみに、音声ブラウザではないですが、Windows用の画面読み上げソフトというものが、SSCTという栃木県の企業から95Readerという名前で販売されいます。それからキャノンではホームページ読み上げ・拡大サービスとしてらくらくウェブ散策というものを紹介しています。すんません、当方Macのためいずれも検証のしようがありませんが…。
あるいは、運動機能に障害がある場合、マウスを使ってリンクをポイントしクリックするというのも、簡単なことではありません。その場合、Tabキーを使ってターゲットを移動することになるので、その辺りのユーザビリティーも考慮する必要があると思います。
僕は前述の通り、ちょっとだけ眼に問題を抱えています。それでも、日常生活において、幸福なことにほぼ問題ないところまで回復しました。ですが、Webの閲覧、特にブログでは決して少なくはない確立で読みづらいページがあります。
たとえば、小さめのフォントサイズは、片目が危うい者は読んでいて非常に眼が疲れます。それから、フォントカラーと背景の色のコントラストが微妙なものも、自分がどこを読んでいるのか判らなくなることがあります。
僕のこのブログ、似非クリエーター'sの本文レイアウトは、背景色とリンクの色に若干問題はありますが、通常テキストの行間や文字の間隔、フォントサイズなど、CSSを使って一応自分で読みやすいように設定しています。あくまでも主観ですが。
今後、どれほどWebの仕事に係わっていくのわかりませんが、自分が関与するのであれば、クライアントさんや制作会社、あるいはデザイナーさんたちにWebのバリアフリー化をアピールしていきたいものです。
↑bukkie1972さん発信のネタから、にわかに盛り上がってきたコンピューター関係のバリアフリー問題です。
そしてWEBサイトについて考えるべき事。というタイトルで、susshieさんも呼応されています。
そもそも事の発端は、視力障害者のパソコン利用というところから、現在は主に視力障害者のWeb閲覧に関して、どのように対処していくかという方向で語られています。
僕もこの問題には以前から非常に興味がありました。というのも、数年前に自分でパソコンというものをちゃんと活用し始めたときには、左目の視野の大半を失い(視力が落ちたのとは違います)、その一年くらい前には右目もかなり危うい状態になっていました。今は、右目だけはある程度使えるようになり、日常生活に不具合を感じることもほとんどなく、クルマの運転もできるまで回復し、当たり前のことを幸せに思えるようになりました。
そして、若干ではあるけれどWebの仕事に係わるようになり、雑誌などで情報を集めると、まだまだ発展途上ではあるものの、ちゃんと視覚障害者向けのWebページの作り方も考えられているようです。けれど、このような視覚障害者向けの施策にしても、全盲と弱視では、行うべきことはまた異なっているようです。
全盲者向けの場合、音声ブラウザというもので文字列を読み上げてもらうので、文節や「て、に、お、は」、句読点の打ち方など、丁寧に文章を作らないといけないと思います。日付や時刻にしても「2005/10/1」や「10:10」ではなく、「2005年10月1日」、「10時10分」というように、どのように読んでもらうかの意図をしっかりと記す必要もあります。
そして弱視者の場合は、特別にフォントサイズを大きくしたページを別に用意するのも一つの手段です。その場合、通常ページのリンクには特大フォントを使べきなんでしょうね、やっぱり。
いずれにしても、CSSを使ったページが望ましい、というか、便利でしょうね。フォントサイズも自由に設定できるので。
ちなみに、音声ブラウザではないですが、Windows用の画面読み上げソフトというものが、SSCTという栃木県の企業から95Readerという名前で販売されいます。それからキャノンではホームページ読み上げ・拡大サービスとしてらくらくウェブ散策というものを紹介しています。すんません、当方Macのためいずれも検証のしようがありませんが…。
あるいは、運動機能に障害がある場合、マウスを使ってリンクをポイントしクリックするというのも、簡単なことではありません。その場合、Tabキーを使ってターゲットを移動することになるので、その辺りのユーザビリティーも考慮する必要があると思います。
僕は前述の通り、ちょっとだけ眼に問題を抱えています。それでも、日常生活において、幸福なことにほぼ問題ないところまで回復しました。ですが、Webの閲覧、特にブログでは決して少なくはない確立で読みづらいページがあります。
たとえば、小さめのフォントサイズは、片目が危うい者は読んでいて非常に眼が疲れます。それから、フォントカラーと背景の色のコントラストが微妙なものも、自分がどこを読んでいるのか判らなくなることがあります。
僕のこのブログ、似非クリエーター'sの本文レイアウトは、背景色とリンクの色に若干問題はありますが、通常テキストの行間や文字の間隔、フォントサイズなど、CSSを使って一応自分で読みやすいように設定しています。あくまでも主観ですが。
今後、どれほどWebの仕事に係わっていくのわかりませんが、自分が関与するのであれば、クライアントさんや制作会社、あるいはデザイナーさんたちにWebのバリアフリー化をアピールしていきたいものです。
by zelarna
| 2005-10-01 10:55
| PC